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子育て、仕事、学業のトリレンマ日誌

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minor revise

2報目の論文が、数行のマイナーリバイスで戻ってきた。しかも、誤字なる凡ミスが多々発覚して赤面。
1月11日の投稿から、約2週間ちょっと。速かった。

でも、これはひとえに大隅先生のおかげ。他力本願で申し訳ないくらい。
ただ、めげずに正月返上で書いてよかった。来週、修正した原稿を送ります。

1報目は、まだまだ・・・。困ったなぁ。

世の中、無駄の削減といわれ、頑張って働いている国家公務員の給与削減や、国の経済発展の礎を築いている独法の研究所をまとめる等とおっしゃっていますが、真に改革すべきは、ろくでもない大学のロクでもない教員削減だと思います。少子化なんだし、これまでのペースで大学を維持しても質の悪い教員がのさばるだけ。

驚いたのは、先行文献・特許調査もせずに、欧米がとっくに抑えている研究を、未だに顎を突き出して、やっている方々がいらっしゃいます。こんな輩は、学生に指導する権利もなく、税金から得られた研究費を無駄にしているだけであり、お出来の悪さから、即刻首にすべきです。若い学生は、純粋に与えられたテーマの研究をやっていますが、就職面接に行ったときに企業の方に「まだそんなことやっているの?」「So what?」的なことを言われるそうです。でも、学生は、先生からの受け売りの自分のテーマを必死に説明するわけ。この方々のために、多額の血税が払われているんですよ。

科学技術創造立国なれば、高学歴といわれる先生方は世界の動き、中央省庁の動き、発信する内容を巧みに読み取って先取りしなければいけないんじゃないかな。
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日本の女性研究者

大隅正子先生。
今では、娘さんの典子さんのほうがよく知られている気がするが、本当にパワフルな先生です。
2報目の論文は、完全に正子先生の指導のもとで作成したのですが、その情熱、データに対する真摯な目、妥協しない信念など、76歳にして驚きの研究者です。

女性研究者がメジャーでないあの昭和の中ごろ、生まれたばかりの典子先生を日本に残し、単身渡米。2?3?年向こうで研究していたそうです。大隅先生の電顕画像は、きれい。
著者名を見ずに論文誌をぱらぱらめくり、はっと息をのむくらいきれいな画像を見つけると、大体大隅先生が撮影されています。
それは、長年の妥協しない研究姿勢。きれいな画像をとる。細胞の真の姿に近づきたいという気持ちによるものだと。本当にすごい。
大隅先生とご一緒できる機会があり、休職して研修してよかったと思うこのごろでした。
間違いなく厳しいですが。。。。

論文出来た・論文リバイス

なんと慌ただしい年末年始だったことでしょう。
と言いながらも、子供と丘陵公園でそりに乗れる時間はあったのですが。

12月1日に1報目の論文を投稿し、立て続けに2報目を書きました。全く異なった分野でのもの。
一か月ちょっとの昨日完成し、2報目も投稿しました。

ほっと一息ということもなく、昨晩、1報目のジャーナルにログインしたら、 
With Editor ⇒ Under Review ⇒ Review Completed ⇒Required Reviews Completed ⇒ Decision in Process
とクリスマスシーズンに投稿したにもかかわらず、あれよあれよと手続きが進んでいた。ヨーロッパの方々、Happy new Year! 本当にありがとう!クリスマスシーズンは、レビュアーが長期休暇をとったりする可能性があるので(実際、校閲担当者も1週間本国へ帰っていた・・・)、相当心配でした。
でも、1月9日には最後の「Decision in Process」になっており、ジャーナルホームページにログインして見たときは心臓が止まるくらいドキドキでした。

でも、審査があまりにも速すぎて、実は「Reject」になるのではとこの2日は夜も眠れない(ウソ)くらいドキドキでした。
が、今朝、「Revise with major change」とメールが来ておりました。Majorといっても、過去にとっていたデータがあったので、若干の追加実験と共に何とかなりそうです。

なんだか、綱渡りの新年でした。

ツール ド 農道

天高く馬肥ゆる秋。単独行動だった赤とんぼも、つがいで飛んでいる。
季節の移ろいを記憶する間もなく、いつの間にか秋が来ていたような今年。

そして、雪国の短く貴重な秋。
晴れた日は、極力自転車で通学している。
今朝も笑顔で快走
最近、お決まりの場所で道路工事しているおじさんに、「がんばれー」と赤い旗を振られて応援された。
上り坂の苦しいところだったのに、頑張ってしまった。。。

また別の場所で工事しているおじさんには、無線で「自転車1台流します~」と笑顔で通信されていた。
学校へ行く楽しみをこんなところで見出している。

タイのバイオエタノール

バンコク市内随分昔の話で恐縮ですが、2年前にタイのバイオエタノールの生産現場を視察に行ってきました。現地で生産するサトウキビから発酵しするものや、最近では、バガス等のセルロース系廃棄物から、爆砕あるいは希硫酸等による前処理を経て糖化された試料を、酵母によって発酵させるというプロセスが主流だそうです。実際、ガソリンスタンドでは、エタノール混合ガソリンが販売されており、市場レベルで浸透していることを実感しました。欧米の投資家たちも結構参入し、メタンガスの生産会社などを立ち上げていました。

論文書きの現実逃避から、思い出した過去の経験を散文として記述いたしました
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てっちゃんマン
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性別:
女性
職業:
学生ママと科学な仕事
趣味:
自転車、登山、きのこ
自己紹介:
仕事と子育てのあくせくした都会での生活を見つめなおし、研修目的で休職。今は、学生ママとして某大学で博士号をとるため1人息子と実家に出戻り。こっちに来てから風邪をひかなくなった子供との愉快な毎日。と思いきや、研究は・・。頭の老化と日々戦っています。
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